東京横浜サンプル医院

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偏見・差別

重大性の認識

療養所入所者・社会復帰者の家族に対する偏見や差別の問題は、最近までその重大性が認識されてきませんでした。

2016年 入所者・社会復帰者の家族261名が熊本地裁に対し、隔離政策により患者だけでなくその家族も偏見・差別の対象とされたとして損害賠償を求める裁判を起こした。
2019年 熊本地裁で原告勝訴の判決が下された。国はこの問題をできるだけ早く解決するために原告の主張を受け入れ、控訴しなかった。

その後、国は入所者・社会復帰者の家族に謝罪するとともに補償を行う法律をつくり、家族の名誉回復や入所者・社会復帰者やその家族が置かれていた境遇を踏まえた人権啓発、人権教育などの普及啓発の強化に取り組むことを約束しました。

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